お正月・ますの寿司「源」の50個限定おせちを食べてみた!レビュー
懸賞のつぼ★スタッフの水上です。
不況のせいかあまり街全体もお正月の雰囲気が薄いような気がします。でも、お正月はいつも違うゴハンを食べたり、家族とゆっくり過ごす時間ができますよね。
私の実家は富山県の高岡という田舎にあり、雪かきするだけで体力を消費してしまうというとんでもないところです。また、道路には融雪装置なるものがあり噴水のように水が出ていて車が通るたびに通行人はビショビショになるという、北陸特有の事情があります。おはぎを半殺しと言ったり、いくつになっても出身大学よりも出身高校を聞かれるといった独自の文化があります。
春は富山名物「ほたるいか」
夏は登山。上級者は「剣岳」一般の登山者は「雄山」がオススメ
秋はしっとりと「おわら風の盆」
冬は絶品氷見の「寒鰤」
いろいろありますが季節問わず「ますの寿司」は、富山が誇るお土産のひとつです。
その鱒寿司の製造メーカーである「源」から、毎年数量限定でおせちが出ています。今年は、50個限定のおせちを予約して食べました。
【源のおせち】
【すしの重】
◆ますのいぶしすし・・・スモークの香りが特徴的、挟んであるレンコンもアクセントになっている
◆ますのすし・・・オーソドックスな味は飽きないし最高!
◆ぶりのすし・・・ぶりのしつこさが、かぶでうまくカバーされていて美味しい!
【壱の重】
◆あわびの柔らか煮・・・家で調理はなかなかできないですよね。柔らかくて味も◎
◆姿海老の白煮・・海老って煮ると身がパサパサになるけど、コレはしっとりふんわり。
◆数の子土佐煮糸がき・・・数の子好きじゃないんだよね。美味しいって家族は食べてたよ。
◆焼豚・・・ほんのり山椒の香りがしてサッパリと美味しかった。
◆田作り・・・1匹1匹が大きめで、酒のつまみに最高でした。
◆百合根の白煮・・・お正月以外食べたことない百合根。ほくほくとして味も丁度でした。
◆紅白なます干し柿・・・なます食べれないのです。でも家族は酢も丁度いいって言ってました。
◆黒豆金箔・・・大きな黒豆で食べ応え十分。贅沢です。
◆かぼす釜いくら盛り・・・じいちゃんがひとりで食べたところを見ると美味しかったのでしょう。
◆かぶら寿司・・・苦手だなと思ってたのですが、全然!コレかなりオススメです。
◆栗きんとん・・・子どもから大人まで大好きな味です。
◆スモークサーモンの絹田巻・・・大根のかつらむき薄っ!で、また旨い!
◆金柑甘露煮・・・こういうの大好き。柑橘類ってなんでこんなに美味しいんだろう?
【弐の重】
◆鱒西京焼・・・鮭?と思わせて鱒です。
◆ほたて黄味焼・・・肉厚のホタテが贅沢な一品でした。
◆あなご八幡巻・・・これも面倒で家ではなかなか作れないですよね。
◆菊花かぶら・・・食べてないな。でもキレイに飾りきりしてありました。
◆紅白かまぼこ・・・富山のかまぼこは本当に美味しいのです。お酒のつまみにも◎
◆たたきごぼう・・・ほどよい酸味で食べやすかったです。
◆紅白長呂喜・・・なんじゃこりゃ?と思い食べてません(笑)
◆梅貝含め煮・・・貝類大好き!これも味付け最高で柔らかくて◎
◆ぶり昆布巻・・・昆布大好き富山県民!ぶりを巻くなんて贅沢です。
◆鱒ひれうま煮・・・とり肉?と思ったほどジューシーで美味しかった!
◆棒だらうま煮・・・お正月はコレ。カラカラの棒ダラがよくこんなに美味しくなるもんです。
◆ぜんまい含め煮・・・ちょっと柔らかすぎかも。もっと歯ごたえがあっても良かった。
◆松茸含め煮・・・しいたけとはちょっと違うよね。香りも残っていたので料理人の腕でしょう。
◆すす竹白煮・・・シャキシャキ感ものしつつ美味しく炊いてあった。
◆花蓮根白煮・・・自分でつくると面倒だからキレイに飾らない、でも飾るとめっちゃキレイ。
◆里芋白煮・・・変色もしてないのはなんでだろうね。とママが不思議がってた一品。
◆ねじり梅人参・・・これも家だと飾り切りはしないですよね。繊細ですね~。
◆ふき青煮・・・かたくなく、柔らが過ぎず。絶妙な炊き加減です。
◆手毬麩・・・コレ好き。金沢の手毬麩は有名ですよね。たまに取り寄せたりします。
◆銀杏松葉串・・・飾りも妥協なし。
◆はじかみ・・・はじかみっていうんだ、これ。ショウガの古名・雅名らしいよ。
◆絹さや含ませ・・・色もキレイで、シャキシャキと美味しかったです。
以上、3重で18,000円!
他の料亭や有名ホテルのおせちは20,000円以上する中、コレはお買い得だなと思いました。
【感想】
やっぱり、家では面倒で作れないものが手間をかけて作ってあるので、来年は思い切っておせちを予約してみるのはオススメです。
盛り付けの勉強にもなるし、「来年はコレを作ってみよう」というものがあります。お正月くらいささやかな贅沢をしたいものですし、お正月くらい家事をサボりたいですよね(笑)家族でコレは何かな?とかいいながら食べると会話も弾むし、楽しかったです。